韓国版 本のサイズも同じで、レイアウトにもあまり差がありません。それだけに文字の違いが印象的です。著者名の位置が日本版のように帯が付くことを考慮する必要がない分、レイアウト的にはまとまりがよくなっています。印刷の色合いは日本版に比べて濃くなっています。
台湾版 漢字部分がそのままなので、韓国版以上に違いが少ない印象を受けますが、本のサイズが一回り小さいので実物を見ると結構別物という感じがします。著者名の位置については韓国版と同じことがいえます。色合いも同様です。
韓国版 黄色い背表紙が目を引きます。そのせいでずいぶんと印象が違いますが、基本的なレイアウトは日本版とそう変わりません。
台湾版 タイトルや著者名が感じなので、このまま日本の本屋に並んでいても違和感ないような背表紙ですが、あらゆる点において日本版とは全く違います。レイアウトもロゴも違うし、なによりゴローの顔を廃して表紙の桂の顔を持ってくるあたり、なんか想定している読者層の違いを感じてしまいます。