キンゴジ
「キングコング対ゴジラ」('62)版ゴジラ

バンダイ(1983)
 1983年に発売された、おそらく大手メーカーの製品としては始めて、ガレージキットの影響を受け、特定のスーツの再現にこだわったソフビだったと思います。プレイバリューより見た目を重視した「膝でのパーツ分割」に、当時は驚いたものです。それにしても、この硬さで、この鋭利な背ビレや爪は、ほとんど凶器です(^_^;)。今では結構な高値が付いてるようですが、一体化していた上アゴの歯の間に切り込みを入れているので、コレクターズ・アイテムとしては失格なんでしょうねえ。でも当時は片っ端からこういう小改造やリペイントしてましたねえ。

ビリケン(1986)
 ソフビ製ではありますが、これは自分で組み立てて色を塗る「キット」です。でもこのキンゴジは、私にとってベストの逸品のひとつです。癖のない造形、そしてなにより、フォルムを重視しながらも、多くの可動部&大きな可動範囲。特に口の開閉は感激。買ってから15年近く、無塗装の状態で実家に置いたままだったのですが、最近になって持ち帰り、これまた十数年ぶりに塗料や筆を買って、目や口、背ビレ、爪だけを塗装しました。まあ最低限の道具しかないし、結構いい加減な塗り方なのですが、こうしてみる限りじゃ気にならないですかね。(^_^;)

マーミット・ビニールパラダイス
 まだ載ってなかったのが意外な感じのビニパラ・キンゴジです。言いつつ私も今まで持ってなかったわけですが。それというのもビニパラに手を出したきっかけが「他からは出てないキャラクターが手に入る」ということだったからで、その点キンゴジはメジャーすぎました。私もすでに他のメーカーのを2つ持ってたし。ボリュームがあるため、お値段が他のゴジラよりちょっとお高いのもネックでしたが、オークションで安く手に入れました。ラッキー。あと、キンゴジだけはこの緑の成型色で欲しかったので、これもラッキー(笑)。

マーミット・ビニパラベビー(2001)
 逆襲ゴジラが秀逸だったビニパラベビー・シリーズのキンゴジです。キンゴジというと、とんがってエッジの立った口元、というのが定番イメージになっていますが、このソフビは比較的まるっこいラインで造型されています。じゃあキンゴジらしくないのかといえば、御覧の通りそんなことは全くありません。やたらと強調され気味な下半身のボリュームも抑えられています。色についても、このシリーズは突飛なものが多かったのですが、このキンゴジはグレー(ネイビーブルー?)の成型色に、スプレーのシルバーもディテールを引き立たせる程度に抑えめに吹かれています。歯や爪もシルバーではなく白、背ビレも劇中の発光時を思わせるメタリックブルーで、リアル嗜好の人にも抵抗のなさそうな塗装になっています。目は赤いけど。

M1号(2002)
 講談社から限定生産で発売された「ゴジラ・クラシックBOX」の中のアイテムのひとつ、M1号製のキンゴジです。御覧の通りバッチリのキンゴジで、商品自体がソフビマニアだけを対象にしたものでないためか、色もゴジラブルーの成型色に、メタリックグリーンとシルバーのスプレーという、極めてオーソドックスなものになっています。あろうことか(?)目の色も赤ではなく黄色です。 (2003.03.21)

M1号(2002)
 上のキンゴジですが、蓄光タイプに3色(ブルー、グリーン、ゴールド)のカラーを施した物が出ていた様です。たしか未塗装の物に希望の色で塗ってもらえるんでしたっけ?これは「GFW」のスタッフルームにあった物です。ゴールドタイプですね。これがホントの「金ゴジ」、なんちゃって。(^_^;) (2004.06.19)

マーミット・怪獣天国(2002)
 キンゴジは秀逸なソフビが多いんで、もうこれ以上は買わないだろうと思ってたんですが、またベスト更新と言えるのが出ちゃいました。このブルーは限定カラー版だと思います。もっとも、このソフビ自体が一般流通&通販をしてなかったと思うので、そう言う意味じゃどれだって限定なんですが。猫背で尻尾をピンと跳ね上げた、キンゴジらしいポーズで造形されていて、本来は写真のような前傾姿勢の様ですが、・・・・それでは立ちません(^_^;)。ほとんど顔が真下を向くくらいまで前傾させるか、尻尾をつけて直立させるか・・・どうしたもんでしょ。 (2004.02.07)

バンダイ(2005)
 「ゴジラ50周年メモリアルボックス」のキンゴジ。BOXの中でも1、2を争う「待ってました」なソフビでしょう。見ての通りのカッチリした仕上がりで、色やポーズ、またリアルでありながら手足の可動を犠牲にしてないあたりが、ビリケンのキンゴジを思い起こさせます。それにしても、このゴジラの対戦相手は唯一、キングコングだけなのに、それが同じサイズで出ることがないであろうことは残念です。 (2005.05.28)

ぶたのはな・ソフト焼き玩具・怪獣シリーズ(2005)
 2005年夏のワンフェスで入手した、「ぶたのはな」というメーカーのキンゴジ。ミドルサイズのレトロタイプソフビですが、ちょっとスリムながらも、なかなかキンゴジらしさが出ています。また、喉の部分が下顎の先端近くまで繋がっていて、なんとなく恐竜っぽいところも気に入って買ってしまいました。そういえばこのメーカー、他には「南海ゴジラと大ワシ(なぜかコンドルではなかった)」セットの他、レトロタイプの恐竜ソフビをかなりの種類出してました。 (2005.09.13)

マーミット・怪獣天国(2005)
 怪獣天国のキンゴジ、2005スーパーフェスティバル版。もともとかなりリアルタッチだったソフビが、つや消しの成型色&塗装で、さらにリアルソフビっぽくなって登場。昔なら十分リアルで通りそうです。ただ、目や歯の塗装は以前のに比べると結構ザツ。手の爪も塗ってないですね。塗り忘れなのか、省略なのか、キンゴジはこれでいいという判断なのか。 (2006.03.25)

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