ゴジラ粘土原型

RIC(1998)
 ゴジラの原点、検討用粘土原型のソフビです。真ん丸の断面で稼動する嵌着からすると、ソフビ的アレンジはされてるんでしょうが、デフォルメかというと多分そんなことはなくて、結構忠実に再現してるんだと思います。30センチクラスですが、頭が大きいので、かなりボリューム感があります。このソフビの面白いところは、手に持たせるための女性のフィギュアが付属しているところ。パンフレットの表紙にもなっているイメージ写真が再現できます。あ、あれでは右手に持ってるんでしたっけ。この比率でいくと、ゴジラの身長は約4メートルと大魔神くらいですねえ。(笑)あるいは女性の身長が20メートルか。(^_^;)・・・そうかあ、「ゴジラ対フランケンシュタイン」が実現してたらこんな感じなんですね。勝ち目ないなあ。(^_^;) (2001.11.02)

M1号(2001)
 こちらはM1号の雛形ゴジラソフビ。G-SHOCKやラジオドラマCDとセットになった「Gの衝撃〜ゴジラ・プレミアム・コレクションズ」の中の一品。なんだかRICのものとはまた趣が違いますが、どちらが実物のイメージに近いかというと、結構悩むところ。どちらも、どの写真を特に参考にしたかがよくわかって、それぞれ似てるんですよね。それだけ元の雛形が微妙な造型だということでしょうか。それでもこのソフビは少々鼻ヅラが長く、着ぐるみのイメージも少し入っているのかも知れません。ゴジラの表皮は原爆によるケロイドだという説が定着していますが、RICのも、このソフビも、通常のゴジラのウロコとは別に、ところどころにアバタ状のディテールがありまして、これこそケロイドを表現しているのではないかという感じで、結構怖いです。 (2001.11.22)

戻る