ヘドラ
「ゴジラ対ヘドラ」('71)登場

バンダイ(1993)
 バンダイの当時の流行り、素材のハイブリット化によってクリアパーツの目を与えられたヘドラです。たいしたポーズを付けられない分割の腕、さらには完全にくっついた形で造型された脚部など、ソフビといっても子供の怪獣ごっこのためではなく、完全に大人のディスプレイモデルとして作られています。基本的にソフビは遊べてなんぼ、というのが私の価値判断ですが、これに関しては、ディスプレイ用としての徹底ぶりが「これはこれでありかな」と思わせます。その点でいえばクリアーの目は非常にナイスなのです。

マーミット・ビニールパラダイス(1998)
 ワシヅスペシャルっていうそうですが、リアルカラーのヘドラです。最高です。私的には数ある(ないか)ヘドラアイテムの中でベスト、ビニパラの中でも1、2を争う好モデルでは。なんでこれが一般塗装じゃないんでしょう?映画の方もゴジラシリーズでは私の一番のお気に入り。というか印象的な作品。「20世紀は戦争の世紀、21世紀は環境の世紀」なんていわれますが、そうなると第1作「ゴジラ」は20世紀を象徴する、そして「ゴジラ対ヘドラ」は21世紀を先取りした作品、ってことになるんでしょうかね。

マーミット・怪獣天国ベビー(2003)
 怪獣天国ベビーシリーズでは、ヘドラの全バージョンがリリースされました。これは水中棲息期で、最初期形態のオタマジャクシ飛行期との3つで1セットでした。この色は通販のノーマル・バージョン。GFWスタッフルームにあったものを撮影したものです。(以下のノーマルカラーヘドラは全て同じく。)詳細な解説はそれぞれのワシズカラー・バージョンの項にて。 (2005.06.07)

マーミット・怪獣天国ベビー(2003)
 怪獣天国ベビーシリーズのヘドラ・上陸期。上陸期のソフビはこれが初めてでしょう。工場が付属。 (2005.06.07)

マーミット・怪獣天国ベビー(2003)
 怪獣天国ベビーシリーズのヘドラ・飛行期。 (2005.06.07)

マーミット・怪獣天国ベビー(2003)
 怪獣天国ベビーシリーズのヘドゴジ&ヘドラ。これに小さめのヘドラ成長期のソフビが付いた、お得な感じの3点セットでした。ゴジラについてはヘドゴジ(総進撃ゴジラ)の項で。 (2005.06.07)

マーミット・怪獣天国ベビー(2003)
 上のヘドゴジ&ヘドラセットに付属のヘドラ成長期。 (2005.06.07)

マーミット・怪獣天国ベビー(2004)
 CSの「キッズステーション」で2003年10月から放送されたホビー番組、「すぱホビ 超趣味的玩具世界」の番組限定商品第1弾として企画された、怪獣天国ベビーシリーズのヘドラの「ワシズカラー・バージョン」。
 このヘドラも、一般通販カラーは派手なレトロ調カラーだったので、「またイベント限定とかでリアル系カラーが出る」と踏んで買わずに待ってたら案の定出ました。ビニパラと同じく「ワシズカラー」と銘打ってのリアルカラー、しかも4セット分がひとまとめになっての、ヘドラ全形態フルセット。もっとも、値段はしっかり4セット分なのに、通常版なら付属する情景用建物が付いてないので、その点はちょっと損なのですが、イベント限定のように、遠くまで出かけたり、オークションの世話にならなくて済むのは、本当に助かります。
 これは最初期形態のオタマジャクシと、それが成長した水中棲息期。 (2005.06.07)

マーミット・怪獣天国ベビー(2004)
 ヘドラ上陸期。ワシズカラー版は色がリアルっぽいだけじゃなく、目にも星(?)状の虹彩が描かれてるのもポイント高いところ。ただ、通常版には付属していた工場が付いていません。 (2005.06.07)

マーミット・怪獣天国ベビー(2004)
 ヘドラ飛行期。マーミットからは、ビニパラシリーズに続き2度目の登場です。単純なようで微妙な形をしており、意外と人気がある? (2005.06.07)

マーミット・怪獣天国ベビー(2004)
 ヘドラ成長期。怪獣天国シリーズは、一応ミドルサイズに分類されると思うのですが、これはかなり大きくて、バンダイのヘドラ以上のボリュームがあります。リアルっぽさを保ちつつ、手、足、頭が可動するのは、シリーズとしての統一感へのこだわりが感じられていいですね。実際にはたいして動きませんが。これの通常版には、ヘドラを乾燥させた電極板が付属していました。劇中でもかなり重要かつ印象的な存在で、東宝自衛隊の超兵器の一つと言えなくもないアイテムだけに、付いてないのは残念ですね。 (2005.06.07)

マーミット・怪獣天国ベビー(2004)
 ヘドラを抱えて空を飛んだポーズのゴジラとのセット。一応このように背ビレと足で自立します。どのようにヘドラを持たせるかは結構悩むところ。個々のソフビについては、それぞれゴジラヘドラの項で。 (2005.06.07)

マーミット・怪獣天国ベビー(2004)
 通常版では、上のゴジラ&ヘドラセットに付属していた、ヘドラ成長期。二つ上の単独表品としての成長期よりふた回りほど小さい感じ。その分頭身も少し頭でっかちです。 ミドルサイズと言えなくもなし。(2005.06.07)

バンダイ・ムービーモンスターシリーズ(2006)
 2005年の夏にムビモンシリーズ定番化を謳って、ゴジラシリーズ終焉に沈んだファンに一筋の光明を与えたと思いきや、その後の展開が音沙汰無しでガックリきていたところに、突如舞い込んだ「ヘドラ新造形で発売」の報。「氷付け逆襲ゴジと火傷のアンギラスセット」にはさすがに食指が動かなかった私も、これはすかさず買いに走りました。50周年BOXの総進撃ゴジラの色替えバージョンとの同時発売で、2体同時ゲットは言わずもがな。ただこのヘドラ、こうして単独で見るといいんですが、ゴジラと並べるとちょっと小さい。本来なら50メートルのゴジラに対して60メートルと、かなり上回ってないといけないだけにスケール違い感にはガックシ。塗装もちょっと寂しいですしね。あと、長い尻尾が持ち上げちゃうからってのもあるかも知れませんが、かなり前傾姿勢なのも気になるところ。あと、これは問題点と言うよりは新発見ということになるのでしょうが、腕の下面が黄色く塗装されています。実物もそうだったということでしょうが、まったく気付きませんでしたね。
 とにかく、1200円にしてもいいから、ゴジラとスケールの合う大きさにしてもらいたかったところ。ヘドラを買う人間なんて、700円が1200円でも関係なく買うと思うんですがねえ。(笑) (2006.11.29)

ミニソフビ

M1号・ブルマァク復刻
 マンダに付いてたミニヘドラです。小さいから可愛いかというと、なんか頭身高くて、ウルトラセブンに宇宙人として出てもおかしくないような。それでいて目は真っ黒。黒目がちのへどらってのも不気味というかなんというか(^_^;)。でも体を横から見ると意外なほど普通の怪獣体型してます。それにしても、どうしてマンダとカップリングなんでしょうねえ?

マーミット・怪獣天国ベビー(2004)
 水中棲息期&飛行期とセットのオタマジャクシ。オタマジャクシ自体は大きい時を元にしている様ですが、入っている容器は、小さいものを合体させる実験に使ったシャーレのイメージでしょうか。ヘドラの内包する不気味さ、恐さを感じさせる名シーンでした。 (2004.09.24)

マーミット・怪獣天国ベビー(2004)
 ゴジラが空を飛んだ時に抱えていたヘドラです。抱えられてるとよく分からないですが、こんな形だったんですねえ。前後を考えるとちょっと縮み過ぎな気もしますが、このソフビはタコかテルテル坊主の様でちょっと可愛い(?)です。 (2004.09.24)

マーミット(2004)
 「すぱホビ」限定セットの特典として付いてきた、ミニソフビの彩色板。 (2004.09.24)



ゴジラ総攻撃

ゴジラ激闘集!
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