モスラ
「ゴジラVSモスラ」('92)登場
バンダイ(1998)
 シッポにトゲが一本立った、平成版モスラ幼虫です。このシッポは後の「モスラシリーズ」の幼虫にも引き継がれてますね。これを付けたのは、過去のモスラとの違いを、最低限かつそれなりに印象的に出したいと思ったからです。それはいたずらにバリエーションを増やすということではなく、キャラクター性に変化があるとわかった時点で、過去のモスラを尊重する意味で「あれとは別物なんだ」と思えるポイントを作っておきたかったのです。「VSモスラ」では動きにも質感にも生物らしさが欠けてましたが、「モスラ(96)」では、そのへんはかなり改善されてましたね。ビーム撃つけど。(^_^;) (2002.12.19)
コンコルド
 これはなんと貯金箱なのです。ソフビ製だからって範疇広げ過ぎという気もしなくはないのですが、トヨタカローラのミレゴジ貯金箱も入れちゃったし(^_^;)。このディフォルメは「ゴジラVSデストロイア」のころに展開していた「LITGODZZI(リトゴジ)」というシリーズのものですね。マンガっぽすぎて怪獣としての魅力は(少なくともおそらく男性には)感じられないと思うのですが、「こんなものもあったんだ」という、歴史の彩りということで(笑)。とはいえこのモスラ幼虫、頭に卵の殻を乗っけてるというのはちょっと楽しいです。手元には他に「メカゴジラ」「ファイヤーラドン」があります。
バンダイ(1992)
 バンダイの成虫モスラ。本体はフロッキー(起毛)処理されたソフビ製ですが、羽はプラスチック、足は塩ビ製で、箱入りで発売されました。その後のハイブリッドソフビの走りですね。モスラというキャラクターの表現には合っていると思うのですが、分類がややこしくなったのも事実です。オールソフビ製のように激しく遊ぶのにも向いてませんし…というか、スタンドもついて、完全にディスプレイモデルとしての商品なのですけどね。この流れは平成モスラシリーズにも続きますが、「モスラ3」でそれとは別にオールソフビ製の物が復活し、GMKモスラはソフビの物だけになりました。モスラはおもちゃ的には、コストをかけても、あまり見合うだけは売れないキャラクターなんでしょうかねぇ。 (2003.06.12)

指人形
指人形
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