2000年7月16日号(20日改訂)

マーミット・ビニパラベビー・ウルトラQ
 「ウルトラQ」というと、私なんかはちょっと遅れて来た世代でして、「Q」の怪獣のイメージは「テレビで見たことないけど、怪獣図鑑に白黒で載ってる怪獣」でした。でも、テレビで動いてるのを見れば、子供でもそれが作り物であることはわかるわけで、その点、白黒の静止画しか見たことのない「Q」の怪獣達は、その地味さも手伝ってか、ウルトラマンやセブンの怪獣達とは一線を画すリアルな印象を持って私の目に映っていました。それは「世界の七不思議」といった本に出てくる、ネッシーや雪男、コンガマト、モーケレ・ムベンベなんかに近いイメージだったのかも知れません。
 そんな私が「ビニパラベビー」の「Q」怪獣を手にしたのは、今流行りのヤフー・オークションでした。ちょうど「ウルトラQ」特集に惹かれて初めて買った「フィギュア王」で「ビニパラベビー」の「Q」怪獣を見て、その可愛さに一目惚れ。しかし今から集めるのは遅きに失した、と思っていたところに、狙ったようにオークションで発見。しかも、今では入手困難と思われる第1期カラーのものばかり14体セット。しかも開始価格は10000円。「ビニパラベビー」は2体セットで3800〜4800円、定価で買っても30000円は下らないところです。いやあ、もう飛びつきましたね。しかも落札価格も20000円ですみました。全品開封済みで、凹部にはホコリまで積もってましたが、最初から売るのが目的ではなく、気に入って飾ってたんだなと思うと、むしろ嬉しくなる感じで。どうせ私は飾ったり遊んだりしたい方なので、未開封だったとしても開封しちゃうし。おまけに子供にも遊ばせるし。リトラなんか5歳の長男が「キツツキ」とかいって柱に打ちつけるので、あっという間にクチバシの塗装が剥げちゃいました。驚いたのは、2歳になったばかりの次男が、数ある中からゴメスとリトラを選んで戦わせてたことですねえ。見たことないのになんでわかる!?(^_^;)
 しかし、これだけ手に入るとコンプリートしたい気持ちが湧いてくるのも人のサガで(^_^;)、店頭にあるものなんかを見て回るんですが、さすがに今あるのはリカラーだけ。まあそんなことにはあんまりこだわらないんですが、難儀なのが、オークションで手に入れた14体が、必ずしも「7セット」ではないこと。つまり「片割れ」だけってのが結構あるんですよね。「ペギラはあるけどガメロンがない」とか、「ケムール人はあるけどボスタングがない」とか。まあそのへんはまだ「なくてもいいや」って思えるんですが、「セミ人間はあるけどガラモンがない」のは気になりました。やはり「ウルトラQ」といえばガラモンは押さえておきたい。困るのは「片割れ」だけを手に入れるのはほとんど不可能、ってことなんですよね。もし見つけてもセットだから、もう片方がダブってしまう。
 ところがよくしたもので、まもなくオークションに別の人がガラモンだけを出品していたのです。さらにその後、さくらやホビー館で「ゴルゴス&ピーター(リカラー)」を1割り引き&ポイント利用で購入。ゴルゴスはダブるけど、色違いだからまだいいか、ってことで。
 そんなこんなで、今はこんな感じというわけです。

 モングラー&スダールを入手しました〜。
なんもしなくてもかわいいモングラーと
なにをしてもかわいくないスダール。(^_^;)
モングラーの黒い部分は地のままですが、
ツルツルではなく、ちゃんとマットな感じに
なってるのがいい感じです。

 残りはマンモスフラワー、タランチュラ、ガメロン、ボスタング、バルンガ、M1号、てなところですが、はたして全て入手することはあるのか?(笑)