13.ゴジラ84
 今となっては独特の位置を占める感のある84ゴジラ。ハイパーシリーズの塩ビ人形が出るまでは、これも一般市場では、まともな立体化に恵まれないゴジラでした。で、これ。よく出来てるんですが、黒目の塗装が大きすぎるような。それで可愛くなったかといえば、人間ぽくなって、正面顔なんて怖いおっさんみたいで、むしろ恐ろしさが増幅されてしまったような。(^_^;)
14.ビオランテ
 これまた特異な形態が災いして立体化に恵まれないビオランテ。そんな中でこれはがんばってる方です。頭部や背ビレ、腹部など、凄いディテールです。ツタが太くてチンゲン菜みたいなのや、先端が上向いててホールドアップな感じなのは、抜きの関係で仕方のないところ。ツタは4本でいいとも思うんですけどね。6本に包まれて、なんか葉っぱを取る前のブロッコリーか何かのようです。なんにせよ、ベジタブルな一品ということで。どんなまとめや。(^_^;)
15.メカゴジラ93
 これは最初の「ゴジラ超全集」にあったやつの、造形的には全くそのままの再登板です。塗装は、シルバーが明るくなり、オレンジだった目が黄色になっています。ただ、「ゴジラ超全集」はパート1と2があって、このメカゴジラは両方にラインナップされていたのですが、私は一方しか持っていません。もしかして、もう一方は今度のに近い塗装だった可能性もあるのですが。(2001/11/14 加筆)と思ったら持ってました。はい、予想通りボディーのシルバーは今回と同じ色でした。で、目はオレンジのままという中間的塗装でした。
16.ラドン
 「ゴジラ超全集」で、赤い成型色で「ファイヤーラドン」として出ていたものが、茶色の成型色になって「ファイヤー」になる前のラドンとして登場です。しかしなんでタダの「ラドン」なんでしょう?「初代ゴジラ54」とか「旧メカゴジラ74」とか、くどい名前付けるくらいなら、こっちこそ「ラドン93」にするべきだと思うんですが(^_^;)。
17.モゲラ94
 これはこれで好きなんですが、こういう商品になっちゃうと、ゴジラシリーズのキャラというより、どうしてもどっかのアニメキャラのように見えちゃいますねえ(^_^;)。背中のカッター(じゃなくてセンサーなんでしたっけ?)が大きいのが楽しい感じ。シリーズが続けば、これもそのうち飛行形態とか出てきたりするんでしょうか。
18.スペースゴジラ(肩破損)
 ニセゴジラに次ぐアイデア賞がこれでしょう。新規造型のニセゴジラに比べると、単純な改造に過ぎないんですが、初代ゴジラを筆頭とする「小ネタ改造バリエーション」は、今やこのシリーズの楽しみのひとつになっています。ちゃんと結晶体が赤くなり、成型色まで紫になっています。
19.バーニングゴジラ
 これもネタとしては毎回登場するバーニングゴジラ。「ゴジラ超全集」の頃は「成型色変えるだけで別の名前付けて出せるんだから美味しいよな」くらいに思ってたんですが、「総進撃」ではクリアレッドになり、今回は遂に「クリアオレンジにノーマル部分を塗装」という、非常に凝った仕様になりました。こういう、同じようなネタも回ごとに手を変え品を変え、という以上に、確実にバージョンアップしているのも、このシリーズの魅力です。

戻る