レトロ風塗装ながら控えめなデフォルメでかなりリアルっぽい怪獣天国シリーズのバランです。これまたなかなかいい感じです。やや前傾の立ちポーズは羽田襲撃あたりのイメージですね。バランは正面からの鬼神の顔と、やや後方からの全身像の爬虫類っぽさの2面性が魅力で、そういう意味では普通の怪獣のスタンダードである、こういう斜め前からのアングルというのは、実はバランの魅力があまり発揮されない角度でもあるんですよね。まあ一枚だけとなると、どうしてもこういう角度を選んでしまうんですが。このソフビの場合は特に、この角度では成型色の肌色のイメージが強すぎて、ホントは茶色が吹かれた背中とか見せたいんですけどね。
(2002.11.17) |