マンダ
「海底軍艦」
('63)登場
M1号
 まあマンダってのは龍なわけですが(ミもフタもない)、マンダはマンダ独自の顔をしている(特に前から見た顔)わけでして、このソフビはバッチリそのムードを再現しています。ビニパラのマンダの分割が「首・胴体・尻尾・手足」という、怪獣ソフビの基本に乗っ取った物であるのに対し、M1号のは「頭+胴体3分割(手足一体)」というブツ切り的(?)構成なのですが、これが意外と遊べます。両端を持って動かすと、可動部がくるくる回って、うねった状態や丸まった状態を作り出せるんですねえ。いや楽しい。
M1号(2000)
 こちらはM1号のマンダの蓄光版。福袋の中の1品です。単なる未塗装を載せるんなら、どうせってんで上で書いた「丸まった状態」で撮ってみました。袋にも、この状態で入って売られています。見ての通り、このポーズではお腹の部分の上下がひっくり返ってしまうんですが、塗装されてないことで、逆にそのへんがあんまり気にならなくていいかも知れませんね。(笑)
マーミット・怪獣天国ベビー(2002)
 天国ベビーのマンダは轟天号とのセットの意味合いが強く、同時発売の轟天号に巻き付くのを基本にポージングされています。なので単体では様になるポーズをとらせにくい部分もあるのですが、小さめのサイズながら、胴体5パーツ(頭含む)、それに手足も別パーツという、M1号とビニパラの要素を足して2で割らない可動部の多さで、なんとかなってしまいます。
 またこのシリーズには毎回おまけのミニソフビが付くのですが、マンダのおまけはなんと「ムー帝国女王」。これがまたちゃんと塗装されているため、おまけという以上の存在感があります。顔も似てますしね。 (2002.11.17)
マンダ(2代目)
「怪獣総進撃」
('68)登場
マーミット・ビニールパラダイス
 グリーンの成型色で角のある初代も出てますが、こちらは角のない怪獣総進撃に出演したやつです。着ぐるみ(じゃないなあ)同様、これもただ角をとっただけでなく、首から上が新規造型になっています。でもそのせいか、ボディーの表面はマットなのに、首から上はツルツルのピカピカです。顎の下なんか広いから自分の顔が映ります(笑)。また、スーツ(じゃないって)の劣化を表すように、たてがみ(?)がまばらになってるあたり、こだわりを感じますねえ。でも目が初代のままで可愛くないのは残念。

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