ブルマァクから出ていたものの縮小版。オリジナルは子供の頃友達が持っていたのですが、当時は「変なソフビ」という印象でした。4つ足怪獣も二本足になる御時世に、手も足もないリアル指向…というには厚ぼったい羽、という、なんともアンバランスなソフビに思えたのです。まあ特に私は恐竜型の正統派怪獣が好きだったので魅力を感じなかったというのも大きいのでしょう。
しかし今になって改めて見ると、羽の厚さや形状には「抜きの関係で仕方のない部分」という寛容な視点になり、それに目をつぶれば実に「モスラ対ゴジラ」版のモスラに忠実な造形であることに気付かされます。特に顔は意外なほど雰囲気を再現しています。 (2005/11/07) |