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透明怪獣 ネロンガ |
パゴスに続くバラゴンスーツ改造怪獣第2弾、透明怪獣ネロンガ。バラゴンスーツバリエーションは名獣揃いで、どの怪獣も「この頭部が一番ボディーに似合ってる」と思えるんですよね。ネロンガは江戸時代に武士に倒された怪物が電気を吸うようになって強大になったということで、まあクウガ的にいえば「ライジングネロンガ」というところでしょうか。電撃を発射する時の角の発光は、メーサー殺獣光線車に並ぶ電飾走りの2代巨頭でしょう。 | |
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かなりボリュームのあるソフビです。プロポーションもいいし、表面の細かなシワの表現もスケール感があります。また、角や背ビレの塗装色と成型色の相性もよく、ブラシのグラデーションの途中が実にいい色味になっています。腹側の塗装もいいですねえ。現行商品はもっと黒っぽい茶色で、そのほうが実際のイメージには近いし、口の中もちゃんと赤く塗られてるのですが、なぜかそのことでかえっておもちゃっぽくなったような気がします。口の中より、むしろ唇を塗ってほしかったところです。塗りわけもシャープになっているのですが、怪獣の場合はそれがスケール感を失う方向に働くのかも知れませんねえ。 |