|
|
私が劇場で見た記憶がハッキリある唯一のガメラ映画、それだけにこのジャイガーには思い入れがあります。アトランティスのガメラ対ムーのジャイガー、なんてこともありますが、かなり決定版的要素を持った対戦怪獣かと思います。バルゴンの4つ足スタイルと広範囲を破壊する光線、バイラスやギロンに通じる足裏(というか全身?)の吸盤、ギロンの手裏剣を発展させたような唾液ミサイル、などなど。また、幼生を産みつけられてスケスケになったガメラは、外傷とは違った恐怖感がありました。それにしても、なんともオヤジ顔な怪獣であります。 |
|
|
なんか「おイモ」のようなジャイガーです(笑)。頭もさほど大きい感じじゃないし、胴体もスリムで、ジャイガー独特の「煮詰まった」感じがないのが残念。顔つきもなんか温厚そうですねえ。昭和ガメラの敵には4つ足怪獣が多いです。しかもみんな頭デカイので、頭も吊ってたんじゃなかったでしょうか。そのあたりも東宝の4つ足怪獣と印象の違う点かも知れません。アンギラスやバラゴンなんかと違って、まったく立ち上がらないですし、そのせいか昔から人形も4つ足で造型されてますよね。 |
|
|
リアルなX-PLUSのトイザらス限定ガメラソフビシリーズの中でも、劇中のイメージに忠実という意味では一番なんじゃないでしょうか。最大のポイントは口が開閉出来ることでしょう。私なんかはこれだけで好感度アップです(笑)。また、このシリーズの物としては珍しく、ポーズがニュートラルなのもいいです。・・・まあ元の着ぐるみ自体が、ほとんど歩くだけしか出来ないようなものですが。 (2003.03.21) |