6.初代ゴジラ54
 「総進撃」では電車をくわえた初代ゴジラ、今回はセイバーを右手に持っての登場です。口閉じということもあり「超全集」版をベースにしての改造ですが、完全に閉じていた口が、歯が見えるようになっていたり、つま先を上げていた右足を下ろしていたり、細かい所では耳の形まで改修されているなど、単に戦闘機を持たせるというネタに留まらない、細かな改造もこだわりを感じさせます。しかし「初代ゴジラ54」ってのは意味がダブってますよねえ。(^_^;)
7.エビラ
 ラインナップが増えてくると、こういうマイナーキャラが出てくるのも楽しみのひとつですね。なんか丸っこくて、こういう蟹がいませんでいたっけ?(笑) 成型色と細かいモールドの質感がよくて、なんか和菓子を思い起こさせます。
8.ミニラ67
 これもホントよく出来てます。ソフビの質感も小ささもデフォルメも、ミニラというキャラにぴったりです。表情も実に微妙なところを出しています。また、ミニラというと顔ばかり印象的なように言われますが、ほら、斜め後ろ姿も見事にミニラです。これはいいっすよ、ホント。
9.ゴジラ68
 遂に出ました、総進撃ゴジラ。昭和30年代後半生まれにとってのスタンダード、同一の着ぐるみとしては最多の4作品に出演しながら、なぜか商品化に恵まれない不遇なゴジラでしたが、これでやっとヘドラやガイガンとも戦えるし、総進撃だって・・・あれ?バランもゴロザウルスもマンダもクモンガも出てないんだっけ?アンギラスもモスラ幼虫もバラゴンもバージョン違いだし、まっとうな総進撃のメンツはラドンとミニラだけか〜!?・・・求む!来年もシリーズ継続&商品化!(;_;)/
10.ヘドラ
 ヘドラは得意の愛くるしい手招きポーズで立体化。背中の膨らみも、尻尾も、ずいぶん立派に造型されてて、なんだか新鮮。黒字に銀のスプレーのため、刻印が妙にハッキリクッキリ。
11.ニセゴジラ74
今回のラインナップの中で最も「やってくれちゃった感」があるのが、このメカゴジラが皮を被ったニセゴジラです。わざわざ新規造型でこんなネタをやるとは、ただ者ではありません。来年のシリーズがあれば、金属の露出した部分を埋めて「ゴジラ74」として出すつもりかな、などとも思いましたが、これはちゃんと「アトラク用ゴジラ」になっているのです。なんでここまで〜〜〜〜って感じ。(^_^;) こうなると対峙させるためにも「ゴジラ74」が欲しくなるところ。来年もがんばってくれ〜。
12.旧メカゴジラ74(飛行形態)
今年マルサンから「飛びメカゴジラ」が発売されたとき、「こんなものは今後2度とでるまい」と思って購入したのですが、100円で出てしまいました。まあ、お腹がポッカリと穴あきなのは辛いところですが、これはなんといっても塗装が凝っています。単なるシルバー一色ではなく、メタリックの薄いブルーと茶色がランダムに吹いてあって、これはつまり実物の微妙な塗装を再現しようとしているのです。サイズがサイズだけに、苦しい感じもしますが、そのこだわりはどうしたこと!?って感じの逸品です。しかし「旧メカゴジラ74」ってのも「初代ゴジラ54」と同じで意味かぶってますよねえ。

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