GMKゴジラ
「ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃」('01)版ゴジラ

バンダイ(2001)
 発表されるなり、その白目で物議を醸した「GMK」版のゴジラです。久々にスタンダードサイズに戻され大きくなりましたが、その分値段も(以前のスタンダードサイズ以上に)お高くなりました。同サイズのバトゴジと比べると、身長は同じくらいですが頭は倍ほども大きい感じです。造形的にはこれまで以上にレベルアップしましたが、軟質ソフビゆえか光沢がないために、ディテールのメリハリに欠ける気もします。まあ本物のスーツも彫が浅く、撮影の際にも濡らして光沢を出すことをしてないようなので、これで劇中のイメージ通りとも言えるのですが、このサイズではちょっと寂しいかな?でも首も動くので、これまでより遊べるソフビになっています。なにより肩の付け根でパーツ分けされてるので、腕がよく動くのが嬉しいところ。 (2001.12.08)

バンダイ(2001)
 GMKゴジラのクリアバージョン。おそらく2002年の正月に、浅草の花やしきで限定販売されたやつでしょうね(すみません、自分のじゃないんで)。まあこれはこれで綺麗だと思いますが、個人的にはやはり無彩色の単なるクリアソフビには、あまり興味が湧きません。でもこういうのを手に入れるためには熱い攻防があるようで・・・。まあ自分が好きで手に入れたいというのはいいと思いますが、転売目的とか、そういう楽しくない話題の象徴になってるような気もして、まあなんというか、こいつらもかわいそうですねえ。(2002.10.27)

M1号(2004)
 M1号のGMKゴジラ。でかいです。最初見た時、一瞬ジャンボサイズかと思ってしまいました。元のスーツの比率を反映して作られてるんでしょうか。このカラーは郡山市立美術館で開催された「2004 ゴジラの時代展」会場限定バージョン。肌色成型の上にガンメタというか、メタリックブラックのスプレーがほぼくるむように吹かれた、重厚な感じのソフビです。あごや手足、尻尾の下面や先端に地色が残っていて、なんというか猿っぽくもあります(^_^;)。M1号のソフビの多くはGMKでゴジラ他の怪獣を造型した品田冬樹さんが原型を手掛けていて、これももちろん品田さんの原型、ということでビオランテ同様、本物を作った本人作のソフビとなるわけです。それもあってか、このソフビは「品ゴジくん」と呼ばれたりもしてる様ですね 。(2006.3.20)

サンガッツ本舗(2004)
 好きが嵩じて、個人でソフビ製作まで始めてしまったという「サンガッツ本舗」、ソフビ好きな人間からすると、その情熱と実行力には頭が下がる思いです。本来は塗装&組立済みの完成品として売りたかったそうですが、認可がおりずキットでの発売となったGMKゴジラです。これは3期バージョンとなる「ゴジラは武器では死なん」セット。ゴジラはグリーンの成型色で、オマケに伊佐山老人が付いています(1期はバラゴン、2期はさつまとのセット)。なかなか良く出来てるけど手作り感も漂う、作り手が楽しんで作ってるのが伝わってくるのが嬉しいソフビです。デフォルメということですが、このゴジラはかなりリアルですね。そのへんが完成品として売る認可がおりなかった理由かも知れませんが。(^^; 時間ができたら自分で塗装したいところです。 (2004.03.12)

HMV(2005)
 DVD「ゴジラ・ファイナルボックス」をHMVで予約すると付いてきた2つのゴジラヘッド、それぞれスーツを造型した、品田冬樹氏によるGMKゴジラヘッドと、若狭新一氏によるGFWゴジラヘッドの、ソフビ製1/3モデル。どちらもさすが本物の風合い。しかもそれぞれの造形師の個性も実感できて、興味深い逸品です。
 こちらは品田氏によるGMKゴジラヘッド。ソフビ原型も数多く手掛け、ファイナルボックスに付属する1/1初代ゴジラヘッドの原型も作った品田氏だけに、着ぐるみそのまんま、という感じのGMKゴジラです。 (2006.3.20)

ミニソフビ

バンダイ(2005)
 食玩「ミニバトルG・ゴジラ超決戦」のGMKゴジラ。これも非常に良く出来ています。スタンダードサイズのものより全体の印象は本物に似てるかも知れません。カップリングはGMKバラゴン。 (2006.3.20)

ゴジラ総攻撃

ゴジラ激闘集!
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