ファイナルゴジラ
「ゴジラ ファイナルウォーズ」('04)版ゴジラ

バンダイ(2004)
 「GFW」のゴジラ。徹底的にアクションができることに重点を置いた結果、これまでの若狭氏のミレゴジ以降の流れとは全く違う、スーツアクターの体にフィットした細身のスーツが誕生。目、首、背ビレなど、各部のディテールも一新し、50周年に相応しい全方位的なゴジラを目指している。細くなったことで重量感が損なわれるのではという懸念もあったようだが、喜多川氏の動きがダイレクトに表れた動きの魅力はそれを補って余りあるものだったのではないだろうか。
 一方、動かないソフビとなった場合はどうかとも思われたが、GMK以降の大型化(スタンダードサイズ)もあってか、これも貧相な感じはしない。ただ、同じサイズの怪獣がガイガンとモンスターXだけというのは寂しい。 (2005.3.25)

バンダイ(2004)
 劇場限定のブルークリア成型のゴジラ。南極の氷の下に封じ込められているイメージだとか。同じようなシチュエーションのイメージのものとして、「GXMG」の時の白い劇場限定ソフビがあるが、あれに比べるとちょっと見劣りがしてしまうかも。他にラドンアンギラスが劇場限定版として発売されたが、各々劇中のシーンをイメージしているとはいえ、ゴジラだけがクリアで、3体のトータルでの統一感がないのも、セット買いの衝動を起こさせないのでは。私も劇場ではラドンとアンギラスしか(自分のデザインだからというのもあるが)買わなかったし。ちなみに写真のソフビは、家族で映画を観に行った時に子供が欲しがって買ったもの。 (2005.3.25)

バンダイ(2004)
 ここ数年定番となった、イトーヨーカドーの限定ゴジラソフビ。ホワイトクリアで、背ビレや爪、胸などに白のスプレーが吹かれています。これも劇場限定と同じく、南極の氷の下に封じ込められているイメージなんでしょうか。こちらの方が劇場限定版より好きです。オレンジの目がワンポイントになってるのもいい感じです。しかしソフビブーム収束の影響か、この手のもの自体が飽きられつつあるのか、かつては一瞬で売り切れていたものが、これは店頭でも大量に残ってました。 (2006.3.20)

バンプレスト(2004)
 バンプレストのプライズ用ソフビ「ゴジラファイナルウォーズ組立式リアルソフビフィギュア」。箱入りで、このゴジラとガイガンの全2種となっています。1年前の「GMMG」でも、ゴジラと機龍が出てましたが、それが700円ソフビサイズだったに対し、今回は1800円のムービーモンスターシリーズとほぼ同じ大きさとなっています。それもあって、同じ原型のポーズ変えかとも思ってしまいますが、ちゃんと別原型です。大きくなって喜ぶべきなのかも知れませんが、今回こそ700円サイズの方がムビモンのラドンやアンギラス、カイザーギドラとサイズの合うゴジラが手に入ることになって良かったのですが。それに「50周年メモリアルBOX」の歴代ゴジラ達とも並べられますしね。 (2005.4.6)

バンダイ・ムービーモンスターシリーズ(2005)
 2005年7月、ムービーモンスターシリーズが定番化ということで、これまでものが新規塗装になった他、目玉として、これまで大きいサイズでしか出ていなかった、GFW版のゴジラ、ガイガン、GMMGの機龍、モスラが縮小されて登場。これでようやく、先に発売されたカイザーギドラと比率の合うゴジラが手に入るようになったわけです。見ての通り、比較物がなければわからないくらい、1800円のソフビと変わりません。そうそう、このサイズになって「ゴジラ50周年メモリアルボックス」の歴代ゴジラと並べられるのも嬉しいところ。こうなるとやっぱり、GMKゴジラ機龍ゴジラも700円サイズで出してほしいところ。 (2005.9.13)

HMV(2005)
 DVD「ゴジラ・ファイナルボックス」をHMVで予約すると付いてきた2つのゴジラヘッド、それぞれスーツを造型した、品田冬樹氏によるGMKゴジラヘッドと、若狭新一氏によるGFWゴジラヘッドの、ソフビ製1/3モデル。どちらもさすが本物の風合い。しかもそれぞれの造形師の個性も実感できて、興味深い逸品です。
 こちらは若狭氏によるGFWゴジラヘッド。ヘッドと言いつつ胸像になってますが、GMKゴジラに比べるとだいぶ頭の小さいGFWゴジラなので、比率を合わせるとこれでいいのかも知れません。「小さいものを作るのは苦手」という若狭氏、これも実際のスーツに似てるかというと、結構違ったりするのですが、若狭氏らしいカッチリしたタッチはそのままです。 (2006.3.20)

ミニソフビ

バンダイ(2004)
 食玩「ミニバトルG・ゴジラファイナルウォーズ」のゴジラです。このゴジラはどのソフビも全くブレがないというか、いい言い方をすれば安定している、悪い言い方をすれば面白味がない、という感じでしょうか。いや、再現性は非常に高いので、これ以上どうしようもないというのは分かりますが。細身なので小さくなるとボリューム感がないのが寂しいですね。塩ビ製の新轟天号とのカップリングでした。 (2006.3.20)

バンダイ(2005)
 食玩「ミニバトルG・ゴジラ超決戦の」のゴジラ。まあ去年の型の使い回しなので造形はそのまんまです。でもって、手足の爪が塗装されてないというグレードダウンを見せております(^_^;)。これは中国の人件費の高騰の影響でしょうか?(^^;;;;。今回はジラとのカップリングでの登場。 (2006.3.20)

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