メカゴジラ(3式機龍)
「ゴジラ×メカゴジラ」('02)登場

バンダイ(2002)
 ソフビとしては超絶ディテールのメカゴジラ。肩と腕に武器を装備した「重武装型」と呼ばれるバージョンです。パーツ数も多く、見たところ全15パーツで構成されています。そのうち、両腕のレールガン、両肩のランチャーの砲身、両サイドの背ビレは接着されたパーツです。ゴジラと並べると、高さは同じくらいなのですが、サイドビューでは腰と足が細く、圧倒的にボリューム負けしています。身長が低い上に前傾姿勢のゴジラと同じというのは、実はスケール違いなのでしょう。まあこれだけパーツ数が多いものを同じ値段にするための苦肉の策なんでしょうね。でも非武装バージョンの「高機動型」も同じ値段というのは損な感じがあるかも(^_^;)。せめて、コストのために見送った、胸の「MFS-3」の文字を入れてほしいなあ。 (2002.12.18)

バンダイ(2002)
 武装を外した「高機動型」です。武装が付いていた上半身と腕のパーツが交換されています。単に武装がなくなっただけで損な感じ、と思われそうですが、重武装型とくらべると、新造形の上半身と腕が格段によくなってます。重武装型では結構ヌルかったディテールがシャープになってるし、胴体の幅が増えてボリュームアップ、バランスがよくなってます。腕も、重武装型ではワキが開き過ぎな感じだったのが、少し下ろした感じで精悍なポーズになってますね。そもそも、武装なし状態のバランス重視でデザインしたので、わたし的には、こちらが決定版と言えそうです。重武装型の武装パーツを切り離して移植、着脱可能にすれば、機龍ソフビの真の決定版が出来上がる?(^_^;) (2002.12.18)

バンダイ(2002)
 劇場限定版のブラックバージョン、黒機龍です。無条件にかっこいいと思わせるアイテムです。ただ、私なんかはメカゴジラのスーツの製作途中の、黒いウレタン状態を思い出してしまうんですが(^_^;)(メイキングの載ってる書籍をお持ちの方は見てみて下さい)。黒い部分が成型色のままで、マットなブラックなのもそう思わせる原因かも知れません。通常版以上に「MFS-3」の文字が入ってて欲しいアイテムですが、手足の三角マークの赤も塗ってないんですよねえ。
 限定ゴジラと同じく、こちらも赤っぽい写真になってしまいましたが、こっちは暴走後の夕日に佇む機龍と思って見ていただければ(^_^;)。 (2002.12.19)

マーミット・怪獣天国(2003)
 マーミットの怪獣天国シリーズから3式機龍・重武装型が発売となりました。ビニパラの頃から通しても、平成以降の東宝怪獣がマーミットから出たのは初めてだと思います。ゴジラビデオファンクラブが休止してM1号が新作映画の怪獣ソフビを出さなかったのと何か関係はあるのでしょうか?デフォルメはされてるんですが、ディテールの省略はあまりなくて、かなりリアルっぽい感じです。尻尾が長ければ、パッと見デフォルメされてるとは思わないかも。特に顔は秀逸で、本物以上に凶悪な目つきや、平べったさを抑えた造型は非常にいい感じです。あ、そうそう、機龍のソフビとしては初めて足が動くのもポイント高いです。腕のレールガンが収納状態なのも初めてですね。 (2003.04.19)

マーミット・怪獣天国(2003)
 怪獣天国シリーズの3式機龍・高機動型です。濃紺のボディカラーが重量感を感じさせます。バンダイのブラックといい、機龍はダークな色合いが似合う様です。このシリーズからは赤目&ブラック成型色の「暴走バージョン」も出ていて、これも非常にいい感じです。塗装は重武装型と逆で、胸がゴールド、背ビレがメタリックレッドとなっています。このソフビの最大のポイントは機龍のアイテムとして初めて「腿のバーニア」を再現したことでしょう。そのため高機動型と同じ金型を使ってるのは首と尻尾だけという、贅沢なバージョン違いとなっています。マーミットは他にも、胸のハッチを開いた「アブソリュートゼロ発射」など、多くのバージョンを出しています。 (2003.09.23)

ミニソフビ

バンダイ(2002)
 食玩「ミニバトルG・ゴジラ×メカゴジラ」のメカゴジラです。抜きの関係でロケットランチャーが上を向いているのと、背ビレの形に妥協がありますが、逆にいうとたったそれだけで、この複雑なメカゴジラをたった6パーツで抜いているというのは驚愕モノです。塗装も細かく、目の黄色、赤いライン、黒い三角模様まで塗られています。関節の内部が黒く塗装されてないのは残念ですが、そこまで求めるものではないでしょう。胸の「MFS-3」の文字も、端っから塗装は諦め、刻印にしているのもイイ割り切りだと思います。 (2002.12.18)

バンダイ(2003)
 「ゴジラと科学展限定バージョン」のメカゴジラ。同セットのゴジラはかなり上品と言うか、理に適った配色なのですが、こちらはうって変わって、かなり突飛な色合いです。武装の紫はわかるとして、先端のオレンジは・・・やはりロケット弾とノズルの炎をイメージしてるんでしょうか。よく見るとクリアのボディーにはラメが入っています。それにイエローが薄らと吹かれてるんですが、ただ日焼けして変色したようにも見えるのがなんとも(^_^;)。でも、目と周辺のマーキングもちゃんと塗装されていて、手抜き感がないのが嬉しいところです。 (2002.12.18)

バンダイ(2003)
 HMV限定のメカゴジラ蓄光バージョン。 (2005.05.29)

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