メガロ
「ゴジラ対メガロ」('73)登場
バンダイ(1991)
 映画の評判の悪さが災いして、怪獣自体も人気がないというか、出来が悪いように思われがちなメガロですが、このデザインはなかなか優れものだと思います。特に目の処理などは素晴らしいです。私は昆虫怪獣の目に人間的な表情をつけるのが嫌いでして、バトラのように悪役だからといって安易に睨みをきかした目の形というのは受け入れがたいのですが、作品のターゲットやキャラクター性によっては、「悪いやつの目つき」をわかりやすく表現することが必要な場合もあります。メガロはまさにそうなのですが、丸い目の上に被さった外骨格の形状で表情があるように見せるという、実にうまい工夫によって上記の相反する要素を両立させているのです。
マーミット・怪獣天国ベビー(2004)
 怪獣天国ベビーのメガロ。下にある「飛びメガロ」がオマケに付いていました。メガロという怪獣は元々が頭でっかちなせいで、多少デフォルメされても印象が変わりません。これなんかもパッと見、デフォルメだという気がしませんね。触覚がちゃんと長い分、バンダイのものよりリアルな印象さえあります。 (2004.06.12)

ミニソフビ
M1号・ブルマァク復刻(2002)
 M1号の「怪獣のたまご」に入っていたミドルサイズセットのうちのひとつ。セット内容はゴジラキングギドラガイガン、メガロ、ジェットジャガーメカゴジラ。 (2003.03.31)
マーミット・怪獣天国ベビー(2004)
 怪獣天国ベビーのメガロのオマケ、飛びポーズのメガロです。小さいながらも、しっかりパーツ分けされてる上、初期のラドンなどと違って塗装もされているので見栄えがいいです。ただ、この緑色は甲虫というよりバッタやカマキリっぽく見えちゃいますねえ。 (2004.06.12)

ゴジラ総進撃

戻る