その他のゴジラ

バンダイ・ブルマァク復刻(2001)
 バンダイのブルマァク復刻ジャイアントゴジラ。オリジナルの金型ではなく新規版ですが、なかなかよく再現されていると思います。現在3期版まで出ており、これは茶色成型の2期版(2002年発売)です。ゴジラらしさでは1期のグリーン、レアっぽさでは3期のブルーとなるのかも知れませんが、私的にはジャイアントゴジラといえば、やっぱり茶色です。もっとも、当時買ってもらったのはポリ製のゾッキ品だったのですが(^_^;)。なのでもちろん東京タワーは付いてなくて、友人が持ってたタワー付きのバラゴンが羨ましかったものです。で、これにもやはり東京タワーは無し・・・タワーだけ別売で出してくれませんかねえ。 (2003.05.12)

 当初は総進撃ゴジラに分類していましたが、ミドルサイズと同様のモチーフと思われることから、こちらに移動しました。(2005.06.10)

マーミット・小松崎茂イラスト版ゴジラ(2002)
 マーミットの怪獣天国シリーズから、ちょっと変わり種のゴジラが出ました。小松崎茂氏のイラストに描かれたゴジラを立体化したもので、着ぐるみや雛形などの立体物をベースにしないソフビは、非常に珍しいのではないでしょうか。元になったイラストは、同社の「ビニパラベビー(東宝怪獣)」のタグに使われているものだと思いますが、それには上半身しか描かれていないので、このソフビの下半身はほぼモスゴジのものとなっています。
 そういう経緯を持つソフビなのですが、今のタイミング(02年7月)で見ると、「機龍ゴジ」に似てるように思えてしまうのは私だけでしょうか? (2002.07.03)

マルサン・泳ぎゴジラ(2002)
 メカゴジラ、ガメラ、ギャオスなど、飛びポーズシリーズを立て続けに出してきたマルサンから、同じようなコンセプトの商品として、この「水中ポーズゴジラ」が発売されました。ベースが元祖マルサンソフビゴジラなのが、シャレが効いてる感じでいいですね。でも首がちょっと長過ぎるかな?ちょっとした角度変えのようですが、それが首、足首、尻尾と、ほぼ全体に及び、完全な新規金型となってます(多分)。
 このソフビのベースになったマルサンゴジラは、キンゴジ(をモデルにしたオーロラ社のゴジラプラモ)がモデルだというのは周知のことですが、このソフビの足の裏には「1989」の刻印が。ということは、ビオゴジの泳ぎポーズだったんですね。てなわけで「その他のゴジラ」に分類しました。 (2002.08.24)

スラッシュカンパニー・キングザウルス復刻(2005)
 主にポピーのキングザウルスシリーズの東宝怪獣を復刻でリリースしているスラッシュカンパニーのゴジラ。キングザウルスシリーズは、当時持っていたわけでもなく、ノスタルジーとしての思い入れはないのですが、このゴジラは純粋に造形物、怪獣ソフビ人形として非常に気に入った物だったので、是非持っていたかったのです。スラッシュカンパニーの復刻ゴジラは当初蓄光で発売されたのですが、これは番外として通常色で5種類出たうちのひとつ「標準色・緑」です。5種類の内訳は「標準色」が「黒、緑」の2種、「特別色」が「水、黄、赤」の3種でした。 (2006.11.29)

前傾姿勢なこともあり独特な感じですが、正面顔や背びれの形など、総進撃ゴジラっぽいです。尻尾の付け根にある刻印は「2004」となっていて、新規金型なのですね。(2018.03.15)

スラッシュカンパニー・キングザウルス復刻(2005)
 上の物と同じスラッシュカンパニーの復刻ゴジラの色違い「特別色・黄」です。HPの説明では「昔の怪獣人形を模した彩色」となってまして、確かに具体的に何というわけではないけど見たことがあるような気のする色使いです。結局選びきれずに4種類も買ってしまったのですが、実際現物を目にして、やはりどれも甲乙付けがたいお気に入りとなりました。一番人気とされていた「標準色・黒」だけを買わなかったというのがまたなんとも(^_^;)。この黄色が一番パチっぽい感じもするのですが、それがかえっていいんでしょうねえ。買ったうちで「特別色・赤」もこれと同じく「昔の怪獣人形を模した彩色」となっていたのですが、どうしてもバーニングゴジラをイメージしてしまって、普通はそれがいいということになるのかも知れませんが、どうも似合わない気がして、それだけ手放してしまいました。ところでこれらのバリエーション、色だけでなく目の表現も全部違うのです。この黄色のゴジラは、上目遣いで一番可愛げのある、やんちゃっぽい表情をしています。 (2006.11.29)

スラッシュカンパニー・キングザウルス復刻(2005)
 これもスラッシュカンパニーの復刻ゴジラ。「特別色・水」です。「当時のカタログサンプル品の色を再現したもの」ということですが、私はそういうことにこだわりはなく、ただどことはなしに気に入って購入しました。ところで、これらのソフビはあくまで「蓄光」の番外編ということで、通販のカタログページのサンプル写真はすべて蓄光に塗装した物だったので、実際の物とはかなり色の印象は違っていたのです。でも私の場合はどれもサンプル以上に気に入ったので全然OKでした。特にこの「水」はえも言われぬ魅力があります。つや消しの塗装の質感とか、背ビレの方が本体より色味が暗いという、ゴジラの既成概念からすれば逆の配色とか(でも成型色のままの背ビレの光沢と、つや消しのボディーの対比がいい)、これまでのどのゴジラソフビとも違うたたずまいがあります。中央にハイライトの入った虚ろな瞳の塗装も全体の雰囲気に合っています。バリエーションの中でも一番のお気に入りかも知れません。 (2006.11.29)

ミニソフビ

M1号・ブルマァク復刻(2002)
 M1号の「怪獣のたまご」に入っていたミドルサイズセットのうちのひとつ。セット内容はゴジラ、キングギドラガイガンメガロジェットジャガーメカゴジラ
 ブルマァクの一連のゴジラソフビをどのタイプに分類するかは微妙なのですが、マルサン時期からのスタンダードをキンゴジとしている以上、このミドルやジャイアントも「その他のゴジラ」ではなく、なにかに分類したいと思うのです。で、何かといえば、発売時期的に「総進撃ゴジラ」とするのが妥当ではないかと。 (2003.03.31)

 同時期のゴジラのミニソフビは、ジラースの襟巻きを取ったものだとの情報があり、このミドルサイズもスタンダードのジラースと同系統の顔をしています。ということは大戦争ゴジラ?ということになるのですが、スーツの分類が明確に意識されていなかった頃のソフビを無理矢理分類するのも無意味な気がするので、ここに移動させました。 (2005.06.10)

M1号(2003)
 「赤ちゃんゴジラ」の蓄光版です。モデルになっているマルサンゴジラが「キンゴジ」なので、そっちに分類しようかとも思いましたが、まあこっちが妥当でしょう。 (2002.11.26)


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